mono-logue

淡き光放つ太陽が 地平線の向こうに沈んでく
それは まるで他人事のように
すっかり板に付いた孤独は 自慢できるようなもんじゃないし
まして 笑い話にゃできない このまま もうソファーで今夜は眠ろうか

朝6時 占い最下位で 真に受けて少しだけ凹んだ
2秒後にゃ どーでも良くなった
「午後に向け天気は下り坂。曇りのち、雷雨」
そんな事より ケータイの充電器は どこ行った?

余計な物ばかりが増えてゆく この部屋じゃ 大切なモノは行方知れず
埃まみれの鏡に映るのは それによく似合う自分だった

思い出していたんだ キミの事を 振り返って見付けた巨大な虹
遠ざかって行くのかな これからもっと
「くだらない」って笑ってよ 小さくこぼれた 独り言

明日もまた聖なる太陽は
地平線の向こうで目を覚ます 46億年 変わらずに
「終わらない」と信じた記憶や「 変わらない」と誓った あの日々は
いつの間にか消えて無くなった

今更 何か変える気は無いって訳じゃない いつか書いた偉そうな言葉
「恐る恐るでも 一歩 踏み出せば 違う景色に出逢える」ってさ

思い出していたんだ キミの事を 寝転がって見上げた降り注ぐ月光
キミはなんて言うのかな いつものように
「平気さ」って歌ってよ 想いを重ねた あの歌を

低気圧が立ち込め 何だか世界は不安定なようだ
いっその事 流されて 上昇気流に乗って宇宙へ行こうよ

思い出していたんだ キミの事を 手を伸ばして掴んだ沢山の未来
遠ざかって行くのかな これからもっと
「くだらない」って笑ってよ いつものように
キミは何て言うのかな こんな時こそ
「余裕さ」って歌うんだろ? 想いを重ねて あの日の自分への 独り言
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