懸け橋 ~なるとに あわじに かがわの未来~

鳴門海峡 男の漁場
真鯛(たい)の本場だ 一本釣りだ
生命(いのち)預けた この漁船(ふね)で
釣糸(いと)を操り 誘いをかける
うずの華(はな)だよ 締まった魚体(からだ)
ウロコ散らして 喰らい付け

南あわじの 自凝(おのころ)島は
国土(くに)が初めて 誕生(う)まれたところ
眠る神話が 目を醒(さ)ます
慶野松原(けいのまつばら) 夕日に抱かれ
白砂(すな)も景色も 何処にも負けぬ
深い歴史の 淡路島

東かがわの 引田(ひけた)の鰤(ぶり)と
今じゃ知られた ハマチの故郷
沖は豊饒(ゆたか)な 播磨灘
阿波のなるとに あわじに かがわ
人と手袋(もの)との 明日の進路(みち)を
結ぶ懸け橋 未来(ゆめ)の都市(まち)
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