1827日目の手紙

少しだけ時間をくれないか。 どうしても伝えたいことがある。
今さら手紙なんて笑うでしょ? 君の微笑む顔が浮かぶよ。

思い返せば、5度目の春を迎えていたんだね
どれだけの心配、迷惑かけ続けてきたんだろう
いまだに、記念日も 忘れてしまうような僕で
自分でも思わず呆れてしまう程なんだよ…
小さなわがままさえも かなえてあげられない
「ごめんね。」が口癖のようになっていた駄目な僕に
「謝らないでよ。あなたの幸せと笑顔が私の幸せなの。」って

全てを投げ捨ててしまいそうな時に
「大丈夫、あなたならきっと出来る」と。
あの時、繋いでくれた夢の続きは もう一人じゃ見れないから

大切なあなたへ 不器用な手紙を、今
1826日、共に育てた愛を 僕なりに書いた言葉
大切なあなたへ 下手くそな文字と気持ち
駄目な僕の 最初で最後の 君だけに届くラブレター

夢を追ってばかりの 僕は何時も身勝手で
二人で過ごす時間の事など、後回しにしてきたね。
だけど、何時か必ず きみが憧れた場所で
ゆっくり 手を繋いで歩こう それから

あなたのお腹に、小さな命が宿ったら
海の見える、恋人岬へ3人で行こうね
「君のママに約束をした場所だよ。」って見せてあげたいから

大切なあなたへ 不器用な手紙を、今
1826日共に育てた愛を 僕なりに書いた言葉
大切なあなたへ 下手くそな文字と気持ち
駄目な僕の 最初で最後の 君だけに届くラブレター

1月3日 いつもの神社にて キミは真剣に何かを願う
4月10日 家の近所にて 咲いた桜を見てはキミが喜ぶ
8月4日 花火長岡 まるで、子供の様にはしゃぐキミ
キリがないけど僕のすぐ横に キミがいないと意味がない

大切なあなたへ 不器用な手紙を、今
1826日共に育てた愛を 僕なりに書いた言葉
大切なあなたへ 下手くそな文字と気持ち
駄目な僕の 最初で最後の 君だけに届くラブレター
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