冬の旅人(弾き唄い Ver.)

かなしみだけ背負って ここまで歩いてきた
そうさ、ぼくのせいは全部 連れている
どれくらい行ったら 荷物はおろせるのだろう
ずっと深く、深く沈む 雪の底に

十二時の空に 想いを灯すよ
消えゆくその瞬間に ひとみを開けたなら

ネビュラの空が 一面、光っていたのです
こんなぼくでもいい、とちらり笑ってくれました
そうやって 信じられる風景がある

君と未来背負って ここから歩いてゆく
また冬が来れば、ここに戻ってこよう

ぼくは口笛を 君はオカリナを
奏でて確かめるのさ
ひとりじゃ、ないんだよ

ネビュラの空が ふたり包むそのとなりで
こんなぼくこそいい、とちゃんと笑ってくれました
そうやって 信じられる君がいる

永遠の唄を 星のめぐりに合わせたら
ずっと向こうの空へ、ちゃんと届いてゆきました
そうやって信じられる風景がある

きっと、ぼくらは 冬の旅人
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