花の歌

星座が 巡る 昨日と
今日と 明日のどこかに
同じこの世界に いるのになぜ RURU

ふたりで 暮らした日々を
振り返るほどに あの頃が
輝いて見えるあたしは 今どこにいるの?

降り続く雨 まちの火も 人影も消えて
あなたの声が 聞こえない 見えない あなたの姿

あなたの知らない あたしだけが ただ増えて行く
あなたの手の ぬくもりも 今では かすかな記憶

暦が 刻む 昨日と
今日と 明日のすきまに
同じ この世界に いるのになぜ RURU

雨降る 土曜の午後に あふれる涙をこらえて
ひとり 花の歌を 口ずさんだ 交差点

あした またねと 約束して キスして 別れた日
あした 会おうねって 約束した時計止まったまま

降りしきる雨 濡れる髪 凍えそうな気持ち
あなたの声が 聞こえない 見えない あなたの気持ち

間違いに気づいてない 疑うこともわすれて
ただ 信じ 待つことにして

ブロンズの裸の像 飛べないつがいの鳩
ただ 信じ委ねた あの頃

あした またねと 約束して キスして 別れた日
あした またねと 約束し キスして 別れた日
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