月とハーモニカ

あなたが吹いたハーモニカが 星の世界に響いてる
最終バスに乗り遅れて 国道ぞいはふたりだけ

笑ってばかりの 横顔を見上げた

言えない 言葉 月の裏がわに
涙 ならば じゃあねの向こうに
歩こう 歩こう かかとを鳴らして
閉じこめた 恋が こぼれないように

ふざけて吹いたメロディを わたしひとりのものにさせて
伸ばせば届く その胸には 彼女がいつも住んでるから

見つめ合うことより 並ぶこと選んだ

もしも 星が すべて流れても
わかる あなた わたしを愛さない
歩こう 歩こう 明日も晴れるね
だいじょうぶ いつも 想っているから

言えない 言葉 月の裏がわに
涙 ならば じゃあねの向こうに
歩こう 歩こう かかとを鳴らして
閉じこめた 恋が こぼれないように
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