ケセラセラ

繋いだ手を振りほどけば
いたずらに 君微笑む
春は嵐 ざわざわする
もう花びら散りすぼんだ

口癖はケセラセラ
また呟く声がする

彼女はいつもさよなら言わずに
風と消える

未来のことはわからないけれど
今ここにある奇蹟は僕のものと
信じてる
約束なんてしたくないけれど
その手をかざして確かなもの
手に入れよう
それは僕らを輝かす

雨は濡らす 鮮やかなる
傘が舞う万華鏡の
街並みほら闊歩してる
とぼけたふりのケモノたち

口癖はケセラセラ
そう呟く声がして

誰もがいつも窓から見ている
世界触れる

明日のことはわからないけれど
今ここにある奇蹟は僕のものと
信じてる
約束なんてしたくないけれど
捕まえに行こう 雲の隙間に

僕らが夢見た魔法みたいな
晴れ晴れとした景色を見つけた
儚い地図に

未来のことはわからないとしても
今はそこにある奇蹟を見つめていよう ここから

結んだ表情は解きほぐれていき
交わす言葉や感情は柔らかく積もっていく
約束なんてできやしないけれど
その手をかざして確かなもの
手に入れよう
それは僕らを熱くする
すべての驚きが僕らを輝かせる
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