もしもそれを愛と呼ぶのならば

凍えそうな夜の底で 悲しい夢見てるんだね
祈り疲れたその寝顔を これ以上濡らさないでいて

あの日に取り残された君の時は止まったまま

もしもそれも愛と呼ぶのならば 哀しすぎるから
そうたったひと掴みのぬくもりだけでもいい 君のそばへ

君に歌うための声は 名前すら呼ぶことも出来ない
涙拭うための指は もう君に触れることも出来ない

世界中の誰より君に幸せでいて欲しいのに

もしもそれも愛と呼ぶのならば 君の記憶から今
すべて消え去っても構わない あの笑顔が戻るのなら

さあ夢から目覚めて 止まったままの時を今進めよう
目を閉じ感じて いつだって俺は君の強さの中にいるから

それを愛と呼ぶのならば もう哀しくはないから
たったひと掴みのぬくもりそれだけでいい 君のそばで
×