かけだし悪女

突然目の前に
止まった車の中の顔は
イイ子を気取ってた
昔の遊び仲間

あの頃はいつもつくり笑顔ふりまいて
恋しても愛は知らずジャレて
チヤホヤとされていただけさ
傷ついても 傷つけても
かけだし悪女がいい

急いでいるからと
アイサツすませて歩き出せば
背中にクラクション
振り向くつもりないわ

タメ息をひとつついて過去とサヨウナラ
優しげな言葉よりも今は
嘘のない涙 欲しいから
傷ついても 傷つけても
かけだし悪女がいい

夕暮れの街でひとり夢をみる方が
優しげな言葉よりも今は
嘘のない涙 欲しいから
傷ついても 傷つけても
かけだし悪女がいい

傷ついても 傷つけても
かけだし悪女がいい
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