モノクロ

悲しいのは嫌いさ だから笑って見せて
記憶の中溶ける目も

明日になれば消えてく だからこのままでいい
見えないまま連れて行って

記憶の隙間へと すり抜けてこぼれ落ちてく
足りない色を足しながら 描く

未来の地図を開いて 心の旅を描く
モノクロの映画みたいに 色あせず
心の闇をたどって 優しさの火が灯る
ぼやけてたはずの景色が 日々を包む

正しいかは知らない だけど笑っていたい
見えないもの信じたい

忘れながら消えてく だけど知って行きたい
いま世界はここにある

時代は繰り返し 失って取り戻してく
足りないものを埋めながら 歩く

見えない糸をたどって つまづきながら行こう
夕暮れの焼けた匂いで 目を覚ます
閉じかけた目を開いて 微笑みの火が灯る
あきらめたはずの景色に 色をつける

暗がりの中に見つけた世界は
古びた写真に似ていた

未来の地図を開いて 心の旅を描く
モノクロの映画みたいに 色あせず
心の闇をたどって 優しさの火が灯る
ぼやけてたはずの景色が 日々を包む
×