雨だれ

ひとり雨だれは淋しすぎて
あなた呼びだしたりしてみたの
ふたりに傘がひとつ
冬の街をはしゃぐ風のように
寒くはないかと気使うあなたの
さりげない仕草に気持ちがときめく
淋しがりやどうし肩よせあって
つたえあうのよ弾む恋の芽ばえ

何故かあなたに甘えたくなって
そっと腕を組んだ街角よ
ふたりの影はひとつ
いつか愛に優しく包まれて
見つめる瞳にふれあい探すの
心がほのかに高まってゆくのよ
淋しがりやどうしそっと寄りそい
感じあうのよ熱い恋の芽ばえ
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