ある青春

青春の光がきらめく中で
すべてを忘れてふたりは生きた
愛する事にただひたすら 君と僕は生きて来たよ
あれから君と来た道が ここでとぎれてしまうのか
かげりを知らぬ青春の終わりがもう来たのか
巡り合い愛し合い 倖せだった
愛の日が今では夢の様だよ

若さだけ他には何もなくて
小さな部屋借り暮らして来たよ
目覚めた朝に その窓から
見える空がきれいだった
心も青いままだった 身体も青いままだった
愛する意味は知らないで ぼくらは只、生きたよ
あの頃のひたむきな ふたりはどこに
大人へとなるのか 君と僕は

太陽が明るく燃えてる時は
影などある事、忘れる様に 僕らも同じ只、若さを
燃やしながら 生きて来たよ
ごらんよ僕のこのタバコ、今はもえつき灰になる
かげりを知らぬ青春の終わりがもう来たのか
巡り合い愛し合い 倖せだった
愛の日に戻りたい 君とふたりで
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