1○歳

自由を手にしたいと 少年は言ふ
「決まりきった日々は嫌いだから」
夢中になれるモノが見つからないのは
僕を夢中にできるモノがないだけなのさ

世界の誰しもが
思い通りの自分になれるわけじゃないが
僕はなってみせよう
目指すは 未来の自由の鍵

歩いても 歩いても
まだ先は見えない 無限ループ
はじまりが見当たらないから
何もできずにいた

探しても 探しても
正解はないのに 迷っていた
一人ぼっちの僕らはどこへ向かうのだろう

期待を手にしまって 少年は言ふ
「他人と比べられるのが苦手だから」
本当は わくわく ふらふら するような夢がある
でも いつからか誰にも言えなくなった

笑われてしまうのが
いつしか怖くなって諦めてたんだなあ

それでいいのか自分?
悪戯に年老いてしまう前に

世界の誰しもが
思い通りの自分になれるわけじゃないよ
いつからか 諦めることにも
慣れていた気がしたんだ

それでいいのか自分?
夢や希望じゃ飯は食えないけど
無鉄砲だってカッコいいよ
決めるのはいつも自分だから

歩いても 歩いても
まだ先は見えない 無限ループ
はじまりが見当たらないなら
今日がスタート GO

探しても 探しても
答えなどないのに僕はずっと
未だに夢見てるのさ

歩いても 歩いても
まだ先は見えない それが人生
誰かを気にしながら生きるのは面倒だろう

走りだせ 走りだせ
優しくはないこの世界だって
昨日と違う僕になれた気がしたんだ

ほんのちょっとの勇気が僕らにあればいいなあ
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