霧にぬれても

船のあかりが ゆれる
夕暮れ 神戸の町を
私は霧の中 コートのえりを抱きしめ

昨日 あなたの電話
すなおに 答えられず
本当は会いたくて あなたの姿探す

もう一度 あなたと
やり直せるならば
あの日の 二人に
もどりたいの

あの日 あなたが言った
愛の言葉 今では
私の体の中 今もやさしくひびく

遠く船の霧笛が
泣くのを やめるまで
あなたを待っています 心霧にぬらして

もう一度 あなたと
やり直せるならば
あの日の 二人に
もどりたいの

もう一度 あなたと
やり直せるならば
あの日の 二人に
もどりたいの
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