リインカーネーション

暮れる 夕陽に すべて染まってく
あなた想いかえしてる わたし

ぼやけてしまう輪郭なぞり
笑顔だけを再生する
会いたいよ

崩れていく こぼれていく
記憶たち 泡のように消えていく

華が舞い散る夜に 満ちた月 振り仰いだ
頬を伝う雫の 理由を教えて
叶うことを信じた あなたへの恋心が
静止した空間に 虚しく響く

こんな未来を 誰が思ったろう
あんなにそばにいたのに
なくすなんて

鮮やかだった 思い出たち
色なくし 止めることすらできない

陽を追って夜が来て かけて行く月 数えて
秒針の音だけが 響き渡った
水面に映る星は あの時と同じなのに
私の隣にいた あなたはいない

そっと瞳を閉じて 揺れる花の声を聴く
切なさが滲む詩を歌う
そして繰り返してく

華が舞い散る夜に 満ちた月 振り仰いだ
頬を伝う雫の 理由を教えて
叶うことを信じた あなたへの恋心が
静止した空間に 虚しく響く

また巡り逢う時も ずっとそばに居て欲しい
なくしてもしあわせなの 溢れる想い
あなたを想う時は 満ちて欠ける月のように
何度も恋に落ちる 進んで行ける
あなたの側まで
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