おまえに逢いたい

北の港町 あの頃二人は
波にたわむれる 鴎によく似てた

遠く離れた この都会(まち)に
白く乾いた この都会に
おまえはいると 風が伝えた

海もないのに海鳴りが
俺の背中で 泣きじゃくる
おまえに 逢いたい…逢いたい

若い過(あやま)ちと 心に嘯(うそぶ)き
胸にささくれた 傷跡いやしても

愛に飢えてる この都会で
星が見えない この都会で
俺はおまえを 捜しているよ

海もないのに海鳴りが
俺の背中に 追いすがる
おまえに 逢いたい…逢いたい

愛に飢えてる この都会で
星が見えない この都会で
俺はおまえを 捜しているよ

海もないのに海鳴りが
俺の背中に 追いすがる
おまえに 逢いたい…逢いたい
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