赤い涙

遠くのガラス窓に
夕陽の雫が
キラリと光って
真赤な涙みたい
the red tear-drops
the red tear-drops

放課後 誰もいない
校舎の屋上
危ない手すりに
もたれた私一人
大人はいつも
話しもきかないで
わかったふりするけれど
嘘の言葉で
抱きしめてくれても
空っぽの愛が寒い
the red tear-drops
the red tear-drops

冷たいアルファベット
並んだロッカー
カバンを投げ込み
パタンと扉閉めた
教科書破りながら
心のすき間に
最後の言葉を
真赤なペンで書いた

大人になんか
わからなくてもいい
何も残したくないの
やさしさだけで
傷口を埋めても
見せかけの愛が痛い

大人はいつも
話しもきかないで
わかったふりするけれど
嘘の言葉で
抱きしめてくれても
空っぽの愛が寒い
the red tear-drops
the red tear-drops
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