吟遊詩の涙

闇は夜にあふれ 声は濃霧の中
静かな眠りの中 自我は薄れ奪われ

虚空の意志は従うまま
苦悩を生み罪なきものさえ、、、
終末と思われるこの世を儚み
また命一つ、、、

詩に綴ろうこの哀しみ
いつか果てる日まで、、、
描き残そうこの悲劇を
この世の為に、、、

魅惑の月夜の罠 自我は薄れ奪われ
微睡む恍惚の中 自我は薄れ奪われ

この世に咲いた唯一の
二度とない命 罪なき純粋
苦しみに縁取られたこの世を儚み
毒を含んだ、、、

詩に綴ろうこの哀しみ
いつか果てる日まで、、、
苦吟の果てそそぐ光
そっと夢見て、、、

詩に綴ろうこの哀しみ
いつか果てる日まで、、、
描き残そうこの悲劇を
この世の為に、、、
遙か聳える運命と私は生涯を、、、
今はばたけ我が調べよ
迷い路越えて、、、
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