旅立ちの刻

指の間からこぼれ落ちていくようで
なんだか落ち着かない 急にその背にもたれて
いつまでもこうして いられないのは分かってる
ひとりでも強く 生きていかなきゃいけないこと

あなたはもう これくらいの山は登れるよね
私がいなくても

いつもつないでた手を離したとしても
あなたはきっと走ってゆけることでしょう

私にしか見せない その笑顔をどうか開いて
世界にひとりじゃない 新しい誰かにも笑って
あなたには今から 真新しい道が開けるの
ここで止まってちゃいけない

いまは涙流れるけど いつかは見つけるよね
帰るトコ

いつもつないでた手を離したとしても
あなたはきっと走ってゆけることでしょう

ぼくらの描いてた夢はここがはじまり
そうして終わってゆくんだ あのなつかしい場所で

あなたに届け、あなたに届け
遠すぎるその場所へ
私も明日 笑っています
だからどうか迷わないで

いつもつないでた手を離したとしても
あなたはきっと走ってゆけることでしょう

ぼくらの描いてた夢はここがはじまり
そうして終わってゆくんだ あのなつかしい場所で
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