余韻

ひとりでお茶を、飲む
ひとりの部屋
経済新聞の束....もういらない

離れてしまう
きっかけなんて些細なコト
無責任に嫌いになるから
一緒にいられなくなるのかな

ほんのちょっと年上なだけなのに
親のようにうるさくて
よほどひとりならラクだと思ってたら
いなくなってわかったことがある
愛されたかった
あなただけにずっと

コンセントだって、ほら
余っている
意外と少ないのかも、わたしのもの

ふたりぐらしの
余韻をわたしは楽しんでいる
寂しさの途中に挟まったまんまで
しばらくただよっているのかな

ほんのちょっと年上なだけなのに
親のようにうるさくて
よほどひとりならラクだと思ってたら
いなくなってわかったことがある
愛されたかった
あなただけにずっと
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