愛終列車

汽笛も泣いてる 夜の駅
故郷すてる 女がひとり
やはりあなたは 来なかった
広い世間に 縛られて
さようなら さようなら さようなら
愛の終りの 愛終列車

ひと汽車遅れで 追って来て
せつない願い 未練でしょうか
ふたり旅した 湯の宿の
夢の一夜が 蘇る
もどれない もどれない もどれない
星が流れる 愛終列車

海峡越えても 幾山河
女の旅は 果てなく遠い
生きてゆきます 東京で
いつか来る春 信じたい
泣かないわ 泣かないわ 泣かないわ
愛の終りの 愛終列車
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