KINZOKU Bat

コンクリがらがら金属バットを引きずって彼は近づいてくる
あたりが真っ暗でもお構いなし
凸凹な坂道の下で僕はその時をそっと待ってるだけ
近づいてくる途中で気づく あれはどこかで見たことある顔
だけどそんなの誰でもいいんだ
僕のハートをぶちのめしてくれ ぶちのめしてくれ

足どりふらふら金属バットを引きずって彼は進み続ける
疑いという名の懐中電灯で照らす 本音と弱音の不協和音が響くコンクリの坂道
覚悟を決める途中で気づく あれは今朝も鏡で見てた顔
だけど今じゃもうどうでもいいんだ
全力でただぶちのめしてくれ ぶちのめしてくれ
コンクリがらがら金属バット いつかはこんな日がくると思った
ハートがばらばらに弾け飛んで クズになった クズになっちゃったよ

素材は良質な金属 But ホームラン?そんなの到底無理です
芯に当てるとかあきらめてるし まず芯がどこだかわかんないし
あと5分寝たら 今日こそは 夜になったら 明日になったら 来週には
来月には 来年には 死ぬまでにゃきっと って死ぬまで言ってろ
ぶちのめしてくれ ぶちのめしてくれ
コンクリがらがら金属バット 昔の未来が今になっただけ
ハートがばらばらに散らばっても やるしかないんだから
ぶちのめしていけ ぶちのめしていけ
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