冬のファンタジー

真夜中に君の声 「ふたりの雪が見たい」なんて
少し とまどっていたんだ 本当は

すれ違う毎日に はぐれてしまわないように
きらめく 想い出の場所へ 連れてって

きっと 逢えなかった時間を 飛び越える
白い奇跡を 信じていたの

今 空を舞う 粉雪を集めよう
もう一度 少しずつ 少しずつ
やさしさも ぬくもりも よみがえる
ふたりだけの 物語が 輝き出すよ

さみしくさせていたね 凍える指を暖めて
どこまでも ふたつの足跡が 続いてく

思いきり 手を伸ばし 頬寄せてシャッターを切った
一枚の はみ出した笑顔 覚えてる?

肩の 向こうにほら ひろがる 銀世界
過去も未来も 包み込んでく

ただ そばにいて しあわせを 感じてる
ふたりの上 音もなく 舞い降りて
愛してる 言葉より 昨日より
伝えている 聞こえている 永遠に

今 空を舞う 粉雪を溶かすように
ぬくもりから この冬をはじめよう
街の灯も ざわめきも 届かない
ふたりだけの 物語が 輝き出すよ

ふたりだけの 物語が 輝き出すよ
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