青春の光

ねえ 本当は素直に言えない
ねえ そんなことばかりが増えてきた
破れかけの未来図はポケットの中
かくれんぼしながら

ねえ 幾度となく感情は溺れて
ねえ その度必死になって息をした
恋という名前の付いた気持ちが
僕を大人に変えたんだ

不透明な日々に何度でも色を塗り替えながら
明日に意味を付け足してく

青春の光で照らし続けてた なんてちっぽけな淡い願い
上京して3年目の春に ふとそれを思った
青春の光が今も照らしてる なんて無力で無邪気な道
「どうやって前に進めばいい?」なんて
愚痴ばかり言いながら またその続きへ向かってる

ねえ あたかも無防備な運命に
ねえ 例えば逆らってるとしたら
その理由を探すより
戦いの果てに僕は立っていたい

傷ついた過去を消すこともできず孤独を知る
胸に刺さった棘がある

青春の光で照らし続けてた なんて自惚れがちな理想系
上京して何年も変わらず よく信じられたもんだ
妬み ひがみ 辛み それによる後悔
そんな言い訳はなおさら惨めにさせるから
風に乗せて放りたい

夢ならば振るいにかけて 残ったものを現実にして
その選択のまた繰り返し
幸せという形を皆探してる

青春の光で照らし続けてた なんてちっぽけな淡い願い
上京して3年目の春に ふとそれを思った
青春の光は今も変わらずに 迷い不安の先を照らす
簡単に前に進めなくたって
一歩ずつ歩いていこう
この光示す場所へと
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