koe

もっと 何を 信じればいいって
何度 天を 仰いでみたって

そこには 透ける空虚な 蜃気楼
時代は 息苦しさを 増している

koeよ koeよ 姿を持った 感情よ
歌よ 歌よ 穢れのない 銃声よ
消えない闇に響け
錆びた今蹴飛ばして

そっと 顔を 潜めていたくて
もっと 声は 聞いて欲しくって

この世(時代)は 自由と権利の ゆり籠
巨大な 赤子を乗せて 軋んでいる

koeよ koeよ 匿名性の情熱よ
歌よ 歌よ 表現者の贋作よ
見えない壁を壊せ
誰かのせいにしてないで

koeよ 響け

koeよ koeよ もっとこの衝動を
歌よ 歌よ 現代人の憤慨も
消えない闇に響け
錆びた今蹴飛ばして
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