獣すら知らぬ道

抜け出した 答えのない迷路のような茨の道を
手放せば錆びついてく古い夢も 解けて消えた

歩き出す 新しい靴で
獣すら まだ知らぬ道

あてどない先に 霧深き空に
何を見つけて捕まえよう
身から出た錆に ひからびた奇跡
めぐりめぐり巡る光

向き合えば 見たくもない古い傷も笑っていた
高い背を追い越してく破竹のように 伸びて消えた

生き馬の目を抜く世界で
逞しく命は巡る

きりがないなぜに 意味深き謎に
今を見つけてゆくのだろう
罪深き我に ひからびた奇跡
まわるまわる廻る光

天と天が語らえば ゼロから100の向こうまで
まだ知らない世界を知る

あてどない先も 霧深き空も
いつか包まれ暮れるだろう
身から出た錆に ひからびた奇跡
めぐりめぐり巡る光
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