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バラバラに浮かんでるカラフルな数字を
指の先の魔法で集めていく

街中を飛び交ってる見えないざわめきに
探している
特別な色のライン

目の前のものが遠くに見えて
耳にぶつかる振動
喉を揺らす

目を離せば消えそうな
君の声を
君の存在を
キャンパスに描き留め重ねていく

僕らの距離埋めるのは
小さな箱
デジタルの音だけ
電源が落ちればひとりぼっち

足元に降り積もる黒炭の欠片が
体中にじわりと模様を付ける
そのまま覆われたら
自分さえ失くして
奥に隠した感情も消せるだろう

いつか心が言葉を超え
何も頼らず届いたなら

今君がいる
この世界に
この時間のために
線を敷き詰め広げていく

僕らの距離はいつでも
隣り合わせ
どこにいたっていい
電源が落ちても
繋がっている
繋がっている

バラバラに浮かんでる数字
捕まえたら
君の形目指して並び替えよう
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