誓願ノ詩~聖者の傷跡~(小鳩ver.)

嗚呼 いつかの大空の下へ…

一片の花が風に揺れている
陽光を探す様に
果敢なく消え入るもその姿で
確かな鼓動打つ

争いの中で 守るべきものは…

約束の大地は 今は遥か遠く
願うのなら 祈るのなら 必ず辿り着く
一片の花 生命の輝きが
たった一つ 傷跡の代償になろう

力なく握り返すその手が
冷たく地に落ちる
手に入れるために失うのなら
希望はあるだろうか

遺された意志 胸に携えて…

約束を交わした 同志の声が響く
届くのなら 伝うのなら もう一度掲げよう
失くした希望 この胸の中から
微か光る 誓願へと生まれ変わろう

幼子の眼には 眩しく光が射す
悲しみの陰影を 映さぬように

約束の大地は 今は遥か遠く
願うのなら 祈るのなら 必ず辿り着く
一片の花 生命の輝きが
たった一つ 傷跡の代償になろう
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