マシュマロ色の君と

『不安で眠れないよ』
暗い部屋で 呟いた
あの日と同じように
くたくたのテディを ぎゅっと
めいっぱい 抱きしめたら
心が空色に 晴れてくよ

陽だまりのような優しさを
ほつれたお腹に そっと隠してる

ありふれた
言葉じゃなくて
見守ってくれる
それだけでいいんだよ
いつだって 目に見えない絆を
君に 感じてるから

何気ない日々の中
キツい言葉が飛び出して
自分がイヤになるけど
君だけは『味方だょ』って
気づけば そばにいたね
親友って呼んでもいいのかな?

ヘタレてく 大きな耳が
君と過ごした 時間(とき)を映し出す

くやしさも 涙も汗も
内緒話や泣き言も全部
なんだって受け止めてくれたから
ひとつ 大人になれた

自分の居場所も
見失いがちな私を
ふんわりとね 包むような
マシュマロ色の君と
あの香り

ありふれた
言葉じゃなくて
見守ってくれる
それだけでいいんだよ
いつだって 目に見えない絆を
君に 感じてる

精いっぱいの
感情込めて
照れくさいけど
君に伝えたい
今ここで 輝いていられるのは
君を 想ってるから

君は 宝物だよ
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