待つ元

死にたいと思うこと
生きたいと思うこと
あとはまぁガム噛んで
吐き気を整える

生活 生活

繰り返し何度でも
間違いは何度でも
過ぎ去った情景と
手を取って旅に出る

明かりもないこんな夜は
少しだけ 話そうか
傷に触れないように
少しの優しさと

空はまだ 続いてる

俺だってこの街で
なんとかやってるよ
君はどう、その街じゃ
元気でやってんの?

人波 絡まって

焼き付いた映像を
鮮やかに思い出す
俺はそう、君たちと
まっすぐ歩かなきゃ

流れてゆく群集の街
この道を歩かなきゃ
俺に触れないでくれ
少しは黙ってろよ

俺はまだ生きている

死ぬまで続く 路は残る
染める
「明かりがない」と闇を愛でる
越える

明かりもないこんな夜は
少しだけ 話そうか
傷に触れないように
少しの優しさと

空はまだ 続いてる

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