純愛

欺瞞に満ちた汚れた世界
傷つけ傷つき歩いた
愛なんてない 信じられない
孤独とともに生きてきた

悲しみ混じりのこの歌を
暗闇の中歌ってた
誰もが素通りしていくけど
君は微笑んでくれた

あぁ 風に吹かれ
僕らは街角に佇み
まだ 何かを探していた
二人の出逢い

迷子のように怯えた瞳
置き去りにされた君は
“それでも愛を信じている”と
聖母みたいに微笑んだ

誰もが愛されたいはずだと
君は僕を抱きしめた

あぁ 闇の中で
僕らは息を潜めてきた
淡い少しの光がほら
僕らを照らす

悲しみ混じりのこの歌を
夜明けに向かい歌ってく

あぁ 風に吹かれ
僕らはさまよい歩くよ
今 暗闇さえ越えてく
二人の奇跡
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