暁-AKATSUKI-

幾重に重ねゆく想いよ
貴方へと届くように

空の色がまだ 薄暗いうちに
心ひとつに定めて
月の位置だけを確かめて進む
風が自棄(やけ)に突き刺さる

昨日と今日をただ 繰り返すうちに
見失いそうな明日も
前を見続ける やがて訪れる
それが自分の生き方

古(いにしえ)に縋(すが)るほど
弱り果ててなどいれない

幾重に重ねゆく想いよ
貴方へと届くように
行けども果て無きこの道よ
時は刹那に燃ゆる

幾重に重ねゆく想いよ
貴方へと届くように
行けども果て無きこの道よ
時は刹那に燃ゆる
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