私の知らない君

誰より好きだよって 強く抱きしめて

また後でメールすると じゃあねと君は仲間のもとへ
弾んだ背中見てそっと 伸ばしかけた手を下ろす

あどけないあの子みたいに 本当は君とはしゃぎたいのに
友達は大事だねって 理解してるフリをした

恋人だって 大事にしてくれても
電話の向こうの笑い声 胸に苦しく響くの

私の知らない君がいる 本当にただの友達なの?
こっちより 楽しそうに笑わないで
言えないよ こんな気持ちきっと

長い髪キレイだねと 周りにいくら褒められたって
君がふざけて触るあの子の 揺れる短い髪がいい

恋人だって 紹介してくれても
一番近い私なのに 入れない遠い距離

私の知らない君がいる いつも以上に輝いて見えるの
気付かないその笑顔 責めたくなるよ

心が壊れそうになる 自信がないの 私でいいのって
好きだから 強がって 嘘ついて
本当はいつもわかってる もっと信じて強くならなきゃって
ただ君を失いたくないだけなの
言えないよ こんな気持ちずっと 知られたくないけど
少しは気付いてたりしないの…

誰より好きだよって 強く抱きしめて
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