女の階段

男の気ままな やさしさに
何度も泣いたわ 若い頃
涙の数だけ 幸せあげる
そんな言葉に また惚れて
女の階段 また一歩
のぼってゆきます この男(ひと)と

世間は噂を するけれど
ふたりが良ければ いいのです
あなたがこの世で 最後のひとと
決めているのよ こころでは
女の階段 また一歩
昨日という日は 忘れます

おまえを一生 守るよと
今夜もほろ酔い 膝まくら
男と女の 儚(はかな)さ脆(もろ)さ
今はあなたを 信じます
女の階段 また一歩
のぼって明日(あした)に 生きてゆく
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