題名のない愛の唄

愛とか恋とか ふざけた文句を
いくつ並べても いいけど
身体をあわせて しっかりはなさぬこと
誓いあう 何度も

明日がないなどと キザにふるまうよりも
やさしさがほしい 今こそ二人で二人で

肩から腰へと 流れる体の線に
手をかけて ひきよせた
君はふざけて その手を払いのけて
笑い顔を見せたね

まるで子供の様に 今日は朝が来るまで
のぼりつめる時を 今こそ二人で二人で

背中に届いた あなたの細い指が
痛いほど くいこんで
それに答えて 言葉にならない声で
この胸をふるわせた

やがて二人は旅に 宇宙をかけめぐって
炎に燃えつきる 今こそ二人で二人で
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