羽根 ~BEGINNING~

どれくらい一人で この場所に居ただろう
訪ねる人さえもいない 今では

でもその胸の奥 空に舞い散る無垢な夢が見える
何かを思い出してる
閉ざされた羽根が 小さく動き出してる瞬間(いま)
止まない思いを強さに変えて

時間(とき)は大きな円環(サークル)を描く
僕を抱いて
小さな勇気で拡がるよ この空の向こうへ

誰かのせいにしたり 傷つけたままの愛
自分の悲しみに甘えていたんだ

空渡る 自由な羽根の影が泳いでる道
心に何かが 問いかけている
自分に辿り着いた時 目醒める時に
僕は踏み込む 本当の風の中へ

儚いもの失うこと 畏れないでいこう
何度 日が没ちても 明日は光に満ちている

文明とか情報 追っかけていた
でも 大切なのはそんなことじゃない
なんの変哲もないこの自分を讃えるのさ

儚いもの失うこと 畏れないでいこう
雨に打たれて 陽に灼かれ 僕は歩いていく
この手で闇を切って前へ進むよ 前へ

時間(とき)は大きな円環(サークル)を描く
僕を抱いて
小さな勇気で拡がるよ この空の向こうへ
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