Train

旅立ちの窓に映る あの日見ていた風景が
少しだけ歪んでは微笑みかける

読みかけて閉じた小説(ノベル)さえ
まるで予定の通りに 台詞もなく
まだ覚めない夢を重ねて行く

乗り遅れた君の手を握り返して伝えたいんだ
迷いだとか不安ならば 小さなバックに詰めて

走り出すLife Train 地図もないが
その未来に僕らは描いてるんだろう
無数に延びた希望へのレールを
例えばSomeday タイムマシーンで
いつかの世界に飛び込めるとしてもNo Thanks
始まる「今」がすべてさ さあ転がるよMy Train

思い出はいつも片道 求めるほど昨日は
少しだけ悪戯に 手を振り 去って行く

それでも確かに 僕ら手に入れた全ての物が
色のない時代(とき)をほら いま彩っている

サイレンに掻き消されたあの歌が甦るんだ
調子外れの言葉を この振動に委ねて

闇を裂くLife Train いま世界は
その未来に僕らを映しているんだろう
ギコチない日々を繋いで行くRailroad
例えばSomeday 君の前で
いつでもI'll find it 大袈裟に笑うのさ
誇るべき憂いを乗せて さあ
いま転がるよOur Train

眠りかけた君の手をわざとらしくそっと包むんだ
嘘みたいな理由なんか もう必要ない気がした

走り行けLife Train 地図はいらない
ほら未来が 僕らに手をかざしてるだろう
全ては覚めない夢へのRailroad
例えば Someday 君の前で
いつでもI'll find it 大袈裟に笑うのさ
愛しい日々を連れて さあ
いま転がれよOur Train
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