君がくれたもの

どうしてもっと優しくなれなかったんだろう
ふたり二度と会えなくなること分かっていたのなら
あの日 腕を掴んで泣きじゃくった君の
涙さえ拭えなかった僕の弱さを許して欲しい
ひとり 人ごみに消えてく
君の後ろ姿が離れないままで
胸を締め付ける

どんなに
叫んでも 叫んでも 届かない声
愛すれば 愛すほど 遠くなるよ
君を失ってはじめて
この愛の重さに気がつくなんて

どうしてもっと素直になれなかったんだろう
冷めきった日常で君だけが温もりくれたのに
いつも待ち合わせてたあの交差点に
立ちすくんで君の面影を気づけば探している
もしも やり直せたのなら
君の不器用さも そのわがままさえも
受け止められるよ

どんなに
祈っても 祈っても 叶わない願い
求めても 求めても 遠くなるよ
君がくれたものすべてが
愛だった そのこと 気がついたんだ

ねえ ひとは過ちを繰り返すことでしか
大人にはなれないなんて

どんなに
叫んでも 叫んでも 届かない声
愛すれば 愛すほど 遠くなるよ
君を失ってはじめて
この愛の重さを知った

祈っても 祈っても 叶わない願い
求めても 求めても 遠くなるよ
君がくれたものすべてが
愛だった そのこと 気がついたんだ

愛だった そのこと 気がついたんだ
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