to you

つないだ指先 柔らかい枕 幸せにくるまれて眠った夜
幼い僕は あなたが歌う 優しい歌を聴きながら

あなたの立つキッチンは ぬくもり溢れていて
途切れることない音楽 心地よく響いてた

愛してくれる ずっと変わらずに この世界まで僕を運び
「自分の信じる道を生きなさい」
そのコトバをくれたあなたに 両手一杯のありがとう

そばにいるときは あなたの存在 鬱陶しく感じることもあった
ほかの誰よりも 僕のことを イチバンに想ってくれてたのに

「一人で生きていけるから」 飛び出した僕を あなたは
黙って見送ってくれたね

見守ってくれる こんな僕のこと 遠く離れたあの場所から
「いつでも帰って来ていいからね」
そのコトバが胸を叩くよ 素直になれなくてごめん

1年前会った時より 歳を重ねシワも増えたけど
すぐに分かる その顔も声も 僕があなたによく似ているんだって

一人になって初めて気付いた
どれだけ支えられてるかを
無限大の愛と強さであなたは
歩き方を教えてくれた

愛してくれる ずっと変わらずに この世界まで僕を運び
「自分の信じる道を生きなさい」
そのコトバをくれたあなたに 両手一杯のありがとう
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