FLY-ALONE

次の年のこの季節は 会えないかもしれないと
伝えた背中越しに流れる 心の滴

大きな後ろ姿だけ 知っていたけど今は
こんなに腕が回ること わたし今更気づく

長い年月を 過ごしたこの部屋
いつのまにか 二人だけの香り 包まれていたの

いつか羽ばたくときが来ても
狭い鳥かごは忘れない
今は目に見えるものがすべてだけど fly again together

未熟な実を拾ってくれた
大きな翼に守られたら
いつの日か一緒に飛びたいと夢見るよ

はじめて会った日の朝は とても怖かったはず
今まで来た暗い道の 先も見えないくらい

外の色がかげりを見せる頃 道は照らされた
いつのまにかその光が あって当たり前だった

たくさんの気持ちと命をもらって
あなたのため 何が出来るのかを いつも探してる

それがあなたのためになるなら
次の鳥かごも怖くはない
知りたくない気持ちはそのままにしてね fly away alone

未熟な実も大きく育つ
きっかけがあなたでよかったと
何十年後もきっと笑顔で言える

いつか羽ばたくときが来ても
狭い鳥かごは忘れない
今は目に見えるものがすべてだけど fly again together

未熟な実を拾ってくれた
大きな翼に守られたら
いつの日か一緒に飛びたいと夢見るよ

いつか羽ばたくときが来ても
狭い鳥かごは忘れない
今は手に届くものがすべてだけど fly away alone

未熟な実も はじけるときに
いつかの翼を思い出して
今度こそ一緒に飛びたいと夢見るよ
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