旅の途中

夕暮れ空 かえり道 広い空見上げて
幼いころ見た夢を 思い出してた
一期一会の出会い 繰り返しては
帰らぬ日々を抱いて 生きてゆく
宿る命と 巡る命のあいだ
ああ 生まれてきた意味わかる日くるでしょう
まだ旅の途中

風に吹かれ揺れている 道ばたの花々
凛とした姿に 憧れる
いいことなんかないと うつむき泣いて
転んでは立ち止まり また歩く
芽吹く想いは 移る季節のなかで
ああ 涙の後には何色咲かすでしょう
いま旅の途中

宿る命と 巡る命のあいだ
ああ 涙と笑顔で証(あか)しをきざむでしょう
まだ旅の途中
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