ラベンダーのジュータン

ラベンダーのあのジュータン
飛んで行きたい
あの人が住む街へ
ラベンダーのあのジュータン
今すぐ行きたい
薄紫の畑から
季節の風に乗って
満開の花と
私の気持ちを
伝えたいのよ ねえ

教室の窓辺に
待ちわびてた春が
柔らかな陽射しを
連れて来た
ここに転校して
ようやく気づいたの
ずっと恋をしてた自分に…

近づきすぎたら
当たり前になってしまう
大切な気持ち
見えなくなるのね

ラベンダーの甘い香り
ときめきながら
初恋のあの街へ
ラベンダーの甘い香り
癒されながら
思い出の彼方まで
流れる雲と並んで
この胸に咲いた
あの日の想いを
届けたいのよ 今

裏山の斜面に
風が通り過ぎて
薄紫色の波が立つ
校庭の真ん中に
一人で立っている
私は目を閉じて
想像する

今なら少しは
上手に話せる
そう あの人の前でも
素直になれるよ

ラベンダーのあのジュータン
飛んで行きたい
あの人が住む街へ
ラベンダーのあのジュータン
今すぐ行きたい
薄紫の畑から
季節の風に乗って
満開の花と
私の気持ちを
伝えたいのよ ねえ

ホントは好きだと
呪文 唱えて
ずっと忘れない
魔法の力で
この街から
飛んで行くんだ

ラベンダーの甘い香り
ときめきながら
初恋のあの街へ
ラベンダーの甘い香り
癒されながら
思い出の彼方まで
流れる雲と並んで
この胸に咲いた
あの日の想いを
届けたいのよ 今
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