春暦

あなたの瞳の ぬくもりが
優しく沁みます 女の胸に
嬉し涙で 肩寄せ合えば
揺れて恥じらう 紅の肌
夢がふくらむ 春暦

無駄ではなかった まわり道
ようやく見つけた 幸せ灯り
二度と後ろは 見ないと決めて
触れるあなたの 指の先
こんな私で いいですか

幸せ積み木を ひとつずつ
あなたと積みましょ 崩れぬように
ついて来るかと 抱きしめられて
そっとうなずき 目を閉じる
夢が咲きます 春暦
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