スモールワールド

ねえ 大人になったら 僕らこれから 離れ離れだね
なんて君が言うから 僕は少し 悲しくなってしまった
じゃあ 子供のままなら 僕らずっと一緒にいられるね
なんて君が言うから 僕は少し 虚しくなってしまった

ちょうど2555日前のふと目が覚めた午前五時
なぜだかわからないけれど とても寂しい気持ちになった

胸のスクリーンに焼きついた あの夏の夜思い出した
鋭くって怖くって 少しセンチメンタルな心映す
あの時僕はこれが全ての あれから僕はこれが全ての
スモールワールドを抜け出した

そう 虹色の日々は セブンスターの煙りに紛れて
空に溶けていった 君と少し話がしたくなった
行こう 限りある日々を わかったつもりで
過ごしていくのはもうやめたいんだ
僕は少し大人になったようだ

きっと2555日前の世界が単純だったように
本当に思えてるのかい 本当に感じているのかい

夢の狭間で一人ざらついた 世界の陰に隠れた
苦しくって辛くって ひどく心を閉ざした時もある
そのとき僕は君がいたこと それから僕は君といること
すごく良かったなって思うんだ

あれからどれだけ月日が流れて
これからどれだけ自分を失って
それでも笑って 無くして 夢見て 生きていかなきゃなぁ

胸のスクリーンに焼きついた あの夏の夜思い出した
鋭くって怖くって 少しセンチメンタルな心映す
あの時僕はこれが全ての あれから僕はこれが全ての
スモールワールドを抜け出した
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