見ないで頂戴お月様

あなた来るかと 待ちわびる
露地の灯りの やるせなさ
胸にしみこむ 爪弾きは
よわい女の 泣く涙
見ないで頂戴 お月さま

あの場かぎりの 嘘かしら
春が言わせた 嘘かしら
君のまぼろし 抱きしめて
逢うているよな ひとり言
見ないで頂戴 お月さま

願い届いて 夜が更けて
たった二人に なれたなら
淡い灯影で しみじみと
すねて甘えて うれし泣き
見ないで頂戴 お月さま
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