ONE

握りしめた手がかりは、そう
たったひとつのピース 輝いていた
今も昔も根拠はなくて 口にするのもちょっと
躊躇うような絵空事で

あんなにも夢中に 信じてこれたのは
やっぱり自分の「たったひとつ」だったんだろうか

今キミに誇れるような 俺になれているだろうか
ねえ、いつも考えているよ
でもフイに目を細め見上げる空に 負けない今日がある
これしかなかったと言えるんだ

悩みがちで困らせたね
我慢強いキミさえも 泣かせていたよ
納得したくて足踏みしていた 自分だけの尺度で
その優しさに甘えてたんだ

この道でどこまで 辿り着けるのかも
わからないけれど やめられないでいるから

まだキミに誇れるような 俺になれていなくったって
ねえ、守りたいのは本当さ
少しずつ少しずつ 知らない自分らしさ受け入れてく
精一杯の今日を繋ごう

手のひらの中には ぴったりはまったピース
また広がる世界 誠実に向きあえる鼓動
感じながら…

今キミに誇れるような 俺になれているだろうか
ねえ、いつも考えているよ
でもフイに目を細め見上げる空に 負けない今日がある
これしかなかったと言えるんだ
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