愛と夢とアナタと

「人」の「夢」だと綴れば“儚(はかな)し”
それが世の常(つね)だと知ってもそれでも
諦められぬ事も人の性
わが身憂い明日を行く

心の琴線へと触れたアナタの何時(いつ)かの言葉
いまも脳裏で甦(よみがえ)るから

愛が、くるしくてくるおしくて
滾(たぎ)る愛のままで
夢が、野を越え山越えて
一握の砂汗と涙とで
掴み取るから待っていてほしい

空と大地の狭間で彷徨う
戸惑いかの如き霹靂(へきれき) 掻き消し
アナタと生きる未来は星のよう
その素肌へ照らすから

満ち溢れだす願いまるで月の雫のようだと
心ひとつで詠(うた)い告げよう

愛が、通りゃんせ通りゃんせ
乱れ櫻(ざくら)のように
夢が、通りゃんせ通りゃんせ
どんな試練も決して負けまいと
求めるほどに燃える恋心

愛が、くるしくてくるおしくて
滾(たぎ)る愛のままで
夢が、野を越え山越えて
一握の砂汗と涙とで
掴み取るからいま抱きしめたい
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