ホットミルク

月も見えない 夜の途中で
目覚めたあたしは ひとりぼっちだった
ベッドの隅でまあるくなって
あなたを想うと眠れなくて迷子

夢の中ではそばにいて
優しく愛してくれるの
「それはなぜ?」って聞いたとたん
目が覚めちゃうの

あなたの一番大切なもの
あたしじゃないのが悲しくなるけど
あなたの一番大切なもの
あたしが一番知ってるはずでしょう

そんな小さな確信を
手のひらに握りしめてる
お気に入りの指輪がぎゅっと痛いほど強く

あたしの一番大切な人
あなたを近くに感じていたいから

本当はとても泣き虫だよって言いたい
いつも会いたいんだよ
さびしがりやなんだよって
夜がキライになっちゃうよ
夢だけじゃ足りないよ
自分でもビックリ こんなあたしは
あなたのせいであなたが必要だよ
あなたもあたしのせいで
あたしがきっと必要になるよ
そう信じてる

夢の中ではそばにいて
優しく愛してくれるの
「それはなぜ?」って聞いたとたん
目が覚めちゃうの

眠れない夜 あなたもいない
ホットミルクでも作って飲もうかな
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