暁の唄

月日は容赦なく後悔を残して
叶わぬ想い捨てきれないまま朝を迎える

目を閉じると独りさまよう君は
宇宙の片隅で必死にもがいている
星屑掬い集め灯りともしても
すぐに消えてしまうだろう
繰り返す悪夢に怯えてる

聴こえるよ 強がりな君の鼓動が
いつか耐えきれず潰れてしまう前に
照らしたい 苦しみを解き放つ灯りを
今日より眩しい明日を贈るよ
暁の唄

静寂の街並 止まった秒針
やがて動き始めてく
日常が気を紛らしてる

「どうしよう」って想い馳せるだけじゃ解決できないから
せめて眠りにつく時は一瞬で過ぎて欲しい

聴こえるよ 強がりな君の鼓動が
いつか耐えきれず潰れてしまう前に
照らしたい 苦しみを解き放つ灯りを
今日より眩しい明日を贈るよ
暁の唄を

聴いて欲しい
強がりな君の隣でこの詩を捧げたいんだ

目覚めを誘う朝焼けが君を迎える
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