Amanda~嘆きの後~

灰色の空に慣れさせる様に
今日の号外も悲しみの記事ばかり
ああ まるで僕の心映す様さ
読み切れない程 君への思い溢れ

心には空に浮かぶ 満月の様な穴が
そう人は 何時だって 悲しみに浸ってる

あと どれくらい あと どれくらい
暗い夜を 越えたら
Amanda...Amanda
ああ ララ 君に辿り着けるのだろう?

硝子越し映る 声の無いストーリー
2人の幸せ 僕と君に置き換え
コーヒーの渦に吸い込まれる様に
僕の妄想は 飲み込まれて無くなる

心模様 ティースプーンに映し出す歪んだ顔
そう僕は 憂鬱に自ら飛び込んでく

もう これ以上 もう これ以上...
君への炎 消せたら
Amanda...Amanda
「君思う」よりも幸せと呼べるの?

「雪だ、雪だよ!」と はしゃぐ子供に
「まあ、久しぶりね」母が微笑み返す
もしも今 君に 逢いに行けたなら
久しぶりだねって 喜んでくれますか?

アスファルト 沈んでく 幾つもの白い粒が
「何事も無かった」と言う様に 雪を溶かす

あと どれくらい あと どれくらい
一方的 別れを
Amanda...Amanda
想像の君に告げたらいい?

これ以上 もうこれ以上...
君への炎 消せたら
Amanda...Amanda
ああ ララ
僕の切なさはいずこへ?
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